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Taste of Nature

秋田県横手市は、果樹農家さんが多く、特にりんごは青森にも負けないくらいの生産量を誇ります。「紅玉」は、原種に近いりんごで酸味が強いためアップルパイやアップルジャムなどの加工に適しています。特に横手産の紅玉は、味が濃厚で香りが豊かだと高い評価を受けています。そんな紅玉を使ったアップルパイが大人気のお惣菜屋さん「デリカテッセン&カフェテリア 紅玉」があります。

同店では、地域の食材や各地選りすぐりのこだわりの食材を使った手作りお惣菜を販売しています。旬の食材を使っているため、季節によって店頭に並ぶお惣菜も変わってきます。化学調味料や精製塩、白砂糖などを使わない、体にやさしい調理法にこだわっています。テイクアウトはもちろん、2階のカフェテリアにてできたてのお惣菜を食べることもできます。

落ち着いた店内では、お惣菜だけでなく、雑貨や食品、焼き菓子なども販売しています。

ほどよい甘酸っぱさが大人気のアップルパイ

大人気のアップルパイは、酸味の強い横手産紅玉を使用した甘酸っぱさが大人気です。生地はサクサクで香ばしく、シナモンの香りが味を引き立てます。レシピを考案したのは、アップルパイが大の苦手だったという料理人の高橋さん。「嫌いな人でも食べられるように」と試行錯誤の末、秘伝のレシピを編み出しました。

こだわり食材を使った絶品お惣菜

選んだお惣菜の盛り合わせ、秋田県産の米(玄米または白米)、味噌汁がつく「デリセット」を注文すると、彩の美しいプレートが運ばれてきました。中華風揚げナス、小安の切り干し大根、紅マスのマリネ、烏龍茶豚、鶏肉のセロリ炒めなど計9品を注文しました。創業以来人気だというキャベツサラダは、冬になると甘みが増すなど季節によって変化する味を楽しめるのだとか。秋田県羽後町で作られたチーズを使ったラザニアは、県内の就労支援施設で障害のある方々が作ったソースを使用しています。ゼラチンを使ってプルプルの柔らかさを出しているグレープフルーツゼリーは、年齢問わず多くの人に愛されてるそうです。

地域のつながりを大切にした「地産地消」

「『地産地消』というのは、地域の食材を使うことだけではなくて、地縁を大切にすることだと思います。当店では、秋田県産の食材だけでなく、信頼できる地元の方から紹介して頂いた取引先が県外にもあります。」と語ってくれたのは、オーナーの高橋さんです。地縁を大切に一つ一つ食材を選び、必ず生産者と直接顔を合わることによって、生産者と信頼関係を築いているそうです。

「生産者が困っていることに耳を傾け、みんなにとって利益のあるものに変えられないかと考えています。」規格外野菜でも生産者から買うなど、お客さんはもちろん、生産者やスタッフなど地域のみんなが幸せになるようなお店を目指しているといいます。

 

デリカテッセン&カフェテリア 紅玉

所在地:〒019-0525 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
電話番号:0182-42-5770
URL:http://kougyoku-deli.jp/
営業時間:お食事のラストオーダー 15:00
お茶と焼菓子のラストオーダー 17:00(火・金は15:00)
定休日:水曜日
アクセス:JR十文字駅から車で約4分、徒歩で約21分
横手十文字インター出口交差点沿い

撮影・取材:杉本麗百・小森一太
編集:杉本麗百